ちっちゃいセグメント(たとえば、東京23区内の日本語学校といったような)ですでにFAXDMを打って、反響がどれくらいあるかの実験をおわらせているときに、それを全国に広げる水平展開は最高におもしろいですね。
FAXDMは、1件だすのも、千件だすのも10万件だすのも手間はまったく同じなんですね。だから、ちっちゃいセグメントでヒットすれば、即全国展開も可能なんです。
たとえば1000件とかで、5万円で実験してみて、もし当たれば自身をもって水平展開して全国でバーンと1万件とかでやっちゃえばいいわけです。
【実験にあたっての注意】
注意点としては、1000件以下で実験した場合、初心者の平均的な反響率が0.2%ですから、反響ゼロということもありえるわけです。たとえば、最初の500件であたらなかったからといって、残りの500件に2件の反響が混じっている場合も十分考えられます。
ですから、最初にトライアルされる方は、1000件以下でトライアルされた場合、反響がわからないで無駄になってしまうかもしれませんので、原稿に絶対の自信がある方または既に他のエリアで実験して反響が確認できている場合以外にはご注意ください。
また、心理的な面では、500件やってまったく反響がないと、永久にヒットしないんじゃないかという錯覚にとらわれる可能性があります。
もう1歩突っ込んで1000件やっていれば反響が得られて、実は宝の山だったのにみすみすチャンスを捨ててしまうということも十分考えられます。
ですから、1番最初にトライされる場合には、1000件を目安にして考えられてはどうでしょう?
これは、FAXDMに限らずチラシ・ポスティングにも言えることですが、平均的な反響率を参考にして最初の実験の件数を決定することが大切です。 |