■Chapter 02■

自らの意志が、強固であるほど
様々な試練に苛まれるものだ。
無論、試練を目前に避ける事も
出来れば、逃げる事も出来る。
だが、試練の真意は、そんな己
の心を克服することにある。

■交喙地帯

交喙の出現位置と動きを把握すれば解法はおのずと見つかる。

上から出現する交喙はオレンジの軌跡を、横から出現する交喙は黒の軌跡を移動する。

青丸は撃つポイントである。上からの交喙は1回しか撃つチャンスはなく、横からの交喙は2回撃つチャンスがあるということである。そのため、基本ルールと3つのパターンを把握すれば延々と全滅させ続けることができる。ただし、実際にはこのパターンでは交喙地帯の終わり際で連中が逃げ始めるときに取り逃す匹数が多いため、さらなる改善を必要とする。このパターンの場合は18チェーンしか取れない。

・基本ルール

4匹同色が集まるところを撃つ。ただし、この時、4匹のうち下からの2匹は上から出現した交喙のため、ここを逃すと撃つ機会がなくなるため、必ず逃さずに撃たなくてはいけない。

4匹のうち上の2匹は逃がしてももう一度撃つことができるため、端数あわせはこの2匹を(両方撃つ・片方撃つ・撃たない)によって行う。

横から出現した交喙はぐるりとまわって画面の上部を通過する。この交喙はここを逃すともう撃てないので必ず撃たなくてはいけない。

・端数のない場合

4匹のうち下の2匹と上の1匹を破壊する。上の2匹のうち1匹は逃し、あとで画面上部を通過したときに破壊することになる。
画面の上を通過する交喙は必ず破壊し、そのときの端数で次の行動を決める。

・端数が1の場合

4匹のうち下の2匹だけを撃ち、上の2匹は逃す。画面上部を通過する交喙は必ず破壊する。

・端数が2の場合

4匹をすべて破壊する。画面上部を通過する交喙は必ず破壊する。

■コラム

ロケテ時から話題のポイント。ロケテ時は左右からだけだったため、上下に避けるという方法が使えた。発見後相当に早く広まったが、開発者が快く思わなかったらしく、変更されることになったという曰くがある。パターンを何故作るのか、と問われれば、自分の場合だと、どうしようもないところをどうにかしてのけるパターンを思いつき、成功させたときの快感が至上だからに尽きる。ロケテ時のときのパターン発見の喜びは製品版での変更で打ち砕かれたが、製品版でも一ヵ月頭を悩ませた挙句にリベンジに成功した。こういうところのパターン作成は格別だ。因縁深い思い入れのあるポイントである。