■■■ 婆裟羅 ■■■
▼ビスコ 2000年 戦国アクションシューティング
▼8方向レバー2ボタン (ショット&ボム) ショット押しっぱなしで溜め撃ち
▼残機制・ミス後その場復活 アイテムでエクステンド
▼縦スクロール 自機は3キャラから選択
クリア難易度 : ★☆☆☆☆
スコア難易度 : ★★★☆☆
出まわり状況 : ★☆☆☆☆
2000年夏のシューティングの閑散期に出たビスコのゲーム。発売前の予想を裏切り、稼ぎは意外に熱い。出まわりが悪いため、あまり見かけないゲームだが、やってみるのもいいだろう。難易度は低めなのでクリア狙いでやるには手ごろなゲームかもしれない。
■Aボタン
ショットボタン。ソフト連射が付いているので軽く連射すればOK.ショットはPアイテムを取ることでパワーアップする。パワーアップするとサブショットが付く。
押しっぱなしで溜め撃ちが可能。溜め撃ちは敵の弾を消すことが出来る。これがこのゲームの難易度を下げている最大の理由だ。溜め撃ちを連発すればかなり楽に進めるが、溜め撃ちは近距離でしか使えないので逃げ腰だと敵をあまり倒せない。
■Bボタン
ボム。ストック制で最大5個まで持つことが出来る。危なくなったらボムを使おう。前述のため撃ちが間に合わないような場合は迷わずにボムを撃とう。
■婆裟羅ゲージ
画面左上(2Pなら画面右上)にあるゲージが婆裟羅ゲージ。満タンの時に溜め撃ちを使うと婆裟羅覚醒により、より強力な溜め撃ちが使える。これはあくまで、強力な溜め撃ちであり、完全無敵ではないので気をつけよう。レーザーなどで簡単に死ぬことが出来る。
ゲージは敵を倒したときに出る緋結晶という赤いアイテムをとることで溜まっていく。
■緋結晶
10点。たいした点にはならないが婆裟羅ゲージを溜めることが出来る。稀に大きな緋結晶がでるが、大きな物はやはり溜まる量も多い。
雑魚の破壊のほか、ボスに溜め撃ちで攻撃すると出てくる。
■金塊
稼ぎ用アイテム。ピカっと光った瞬間に取ると3000点。その他は500点。このシステムは彩京のゲームを思わせる。大きな物は得点が2倍。
この金塊の稼ぎがかなり大きい。
■連斬
溜め撃ちでまとめて敵を倒すと、いわゆるコンボボーナスが入る。
2斬 500点
3斬 1000点
4斬 1500点
5斬 2000点
で、以後13斬まで1000点づつあがっていく。
13斬が10000点でその次の14斬は15000点と、ここから先は5000点づつ上昇。婆裟羅ゲージを敵の多いところで使用すれば20斬を超えることも可能だ。
だが、かなりの量を巻き込まないとたいした得点の効果は期待できない。金塊をきっちり狙ったほうが点が高いことがしばしば。
■兜首
旗を持った敵が1面あたり30匹でる。こいつらは倒す時に名前が表示されるが、ステージクリア時には倒した数によってボーナス点が入る。
だが、30匹全部倒しても15000点とセコイ。金塊5個分やんけ。
■クリアボーナス
なし。以上。
■真田雪村
1P標準機体。バランス型と言えよう。
■島左近
パワータイプ。溜め撃ちが遠くまで届くのでへっぴり腰な初心者シューターにも使いやすい。敵にさほど接近しなくても溜め撃ちで倒せるのと、攻撃力が高く、ボスなども簡単に屠ることができる点でクリアに最も近い機体と思われる。
■雑賀孫市
スピードタイプ。溜め撃ちはレバーの入力方向に飛ぶというマニアックなもの。逃げ腰で使うと溜め撃ちが後ろにばかり飛ぶ。(笑
スピードが全機体中最速とはいってもそこまで速いわけでもない。また、攻撃力が非常に弱く、左近などにくらべるとボス戦が非常に長くなる。
■前半面
キャラによって前半3面の構成が違う。
雪村 : 雪村面 → 孫市面 → 左近面
左近 : 左近面 → 雪村面 → 孫市面
孫市 : 孫市面 → 左近面 → 雪村面
となっている。雪村での雪村面と孫市での雪村面を比べると、孫市の雪村面のほうが難易度は高い。とはいってもとんでもなく難易度があがるわけでもなく、キャラによる攻略の難易度には影響しないといっていいだろう。
■4面
山面。ここで出る突撃雑魚は体当たりされると死ぬので要注意。空母地帯は婆裟羅ゲージを使うと20斬を余裕でとれるほど敵が配置されている。機雷の撃ち返しにも注意。
■5面
城面。地上物(戦車、砲台)が多い。敵の量がかなり多いので手際良く倒さないと死ねる。
中ボスを倒すと1UPアイテムがでる。中ボスを逃がさないようにしよう。
■6面
関が原。地上物の多さもそうだが、空上物も多い。敵の攻撃が激しく、なれないうちはかなり死ねる面。
ボスは徳川家康なのだが、最初の家康は影武者で、本物があとに控えている。6面までノーコンティニューでこないと影武者を倒した後、バットエンディングへ。本物の家康を倒さないと真のエンディングは見ることができない。
なお、本物は葉巻を咥えている。オープニングで強調される口元にはこんな意味があったのだ。