■■■ ミスタードリラーマニアック攻略 ■■■

 ドリラーも1発売からずいぶん経ち、プレーヤーのレベルもぐんぐん上昇しています。あぁ、モアのランキングを独り占めできてたころが懐かしい(w
さて、愚痴は置いておいてここでは初心者攻略の対極というべき、マニアックな攻略をしていく予定です。対象は中級者以上としておりますので細かいことは抜きで書いていきます。
なお、機械関係やスコアラー用語とかは別のページにまとめる予定なのでよくわからない語はそちらで参照してください。

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きつねのどりらー日記

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■ システム

このゲームの「マニアックな」システム解説。ミスタードリラーは1、2、Gと多少基本システムに変更があります。

・ボタンの仕様

1では1レバー(4方向)と2ボタンゲームでした。2以降では1ボタンゲームとなっています。1では2つのボタンが別々に入力を受け付けていたので交互に連射することでより早い連射を行うことが可能でした。

・画面の仕様

ミスタードリラーの画面はインターレスモードとノンインターレスモードが設定可能です。設定可能といっても店員さんか基板所有者でもなければいじることもできないわけですが。インターレスモードは縦の解像度が2倍となり非常に画面が綺麗です。ブロックなどのグラフィックの鮮明さから差は歴然。ですが、シンクロ連を使用する場合、ノンインターレスにしないと安定しないのでモアの設定はノンインターレスになっています。

・スライディング時のAIR取得可否

アーケード版ミスタードリラー(以下AC版1)ではキャラクタがAIRのある場所にむかってスライディングするとそこにあったAIRを取ってしまうわけですが、プレステ版やAC版2、AC版Gではスライディングのモーションが終了するまでAIR(Gでは?アイテムも)と重なった状態を保ちます。
 この変更点により、2以降ではAIRにスライディングすることで1秒弱の安全地帯を確保することができるのです。AIRと重なってる間はうえから落ちてくるブロックもまったく問題なし。逆にAC版1ではスライディング→AIRをとる→上のXブロックが落下→圧死という情けない連続コンボをくらうことがあります。

・モード

各バージョンでのモードの一覧です。

  500m 1000m 2000m 北極 宇宙 タイム 対戦 レース
AC版1
AC版2
AC版G

※一部の台ではメモリーカード使用によりプレイ可。

・ブロック&アイテム

各バージョンでのブロックの存在表です。いまさらですが。

  クリスタル ホワイト 2人プレイアイテム ?アイテム
AC版1
AC版2
AC版G

・クリスタルブロックに関して

AC版2にくらべ、AC版Gは非常にクリスタルブロックが少なくなっています。顕著なのはエジプトの終盤ステージでしょうか。2だとあらゆる場所でクリスタルの消滅による連鎖が発生するのに対し、グレートではさほどのことはありません。

・グレートの?アイテムの副作用

?アイテムをとった瞬間、それがイレイス、スロー、クリスタル、ホワイト、バツジルシだった場合、落下中のブロックが一時停止します。再びゆれなおし→落下となります。

・AIRの2重取り

AC版1ではAIRを取得後2フレーム以内に床ブロックを壊せばAIRを2つとったことになります。

・タイムボーナス

AC版1の500mモードではタイムが1秒あたり100点で、他の1秒あたり500点にくらべ各段に低くなっています。

・AIR

AIRアイテムによるゲージの回復量はゲーム中の表示の「20%」とは異なり、実際には23%回復します。

・Xブロック

Xブロックを壊したときは20%AIRが減りますが瞬間的に減るわけではないので、ゲージが15%ぐらいのときにXブロックを破壊→AIRを取得といったことが可能です。

・エリアクリア時

AC版1、AC版2では100m毎の床を壊して落下している間はAIRが減らないのですが、AC版Gでは減るようです。(あいまいな記憶なので詳しい方は教えてください)

■ブロックの挙動について

ブロックは通常、停止状態からはゆれてから落下しますが、連鎖で消滅している間は「一時停止」扱いなのでブロックはゆれずに落下します。なお、落下中のブロックは破壊できません。

ブロックは落下から停止に至るまで微妙な「間」を要します。ですから、同色のブロックがくっつきそうなときでもすばやく壊せばくっつかせずに静止している側のブロックを破壊できます。逆に、くっつけてから壊したいときはその「間」のぶんだけ待つ必要があります。

また、ゆれているブロックも上堀りを行うことでゆれをリセットできます。横長のブロックを破壊し、空いた空間を横移動していく場合、そろそろ落下するというタイミングで上掘りを行うことでより長い距離の移動を可能とします。

稀に、落下中に4つ以上ブロックがくっついても消滅しないことがあります。極稀に起こる現象です。

■背負い掘り

ブロックが頭上から落ちてくるとき、下に下に掘っていけば潰されずに掘り進むことができます。原理はブロックが消滅後、プレイヤーは落下を始めてもまだブロックは落下を始めれない仕様になっているらしい、ということです。なお、AC版Gではタイゾウを使用しているときはブロックの消滅が早いため背負うことはできません。このときの容姿がブロックを背負っているように見えることからこう呼ばれます。

連射装置がある場合、背負い掘りを安定して行えるので、上から落下してくるブロックをとめてくれるストッパーとなるブロックが存在することを確認したら飛び込むことが可能です。

また、背負い状態でも横にあらかじめ空間がある場合はそちらに飛び込むことで頭上からのブロックを避けて横に移動することが可能です。ただし、着地→横掘り→移動、とおこなおうとすると潰されます。横に2つ以上つながったブロックがあれば、ブロック破壊→着地→先のつながったブロック破壊によって横に空間ができている→横に避ける、ということは可能です。

背負いから横に避けて移動することが出来るとは、落下物を意識することがないことを意味します。立て掘り→繋がったブロックを破壊→横に避ける、とやる限りは落下物が止まらなくとも問題ありません。つまりそれが普通のブロックだろうとホワイトブロックだろうと関係ないのです。これは高速化と安定化のために重要なテクニックとなります。

■アイテムのとり方

アイテムは背負うことが出来ません。ブロックを下に掘っていく間にも上から落下してきたアイテムを取得することができます。そして、掘るよりもアイテムの落下速度のほうが速いため、アイテムが落下する状態にしたら、その間に下へ下へと掘っておくことで、アイテムを取ってから下に掘るよりも時間を短縮できます。時間を短縮できるということはAIRの消費を抑えれるということです。

こういった理由から、必然的にAIRを落下させてとる方法を多用することになります。ただし、連鎖を見切り損ねてうろうろするぐらいなら多少遅い方法でも確実に取ったほうがマシです。

■連鎖を見切る

連鎖が相当に予測できるようになったら、AIRの取得のためにできるだけ時間をかけない連鎖をさせるようにしましょう。Xブロックを消したあと、余計なブロックも連鎖で消えるようにすればブロックが停止した後、掘ってAIRを落としなおすのにくらべ、ゆれている時間の分だけ特です。

■連射装置について

連射装置とひとくちに言っても、ゲームの進行とタイミングを合わせてON/OFFを制御するシンクロ連射と固定の連射速度をだすボリューム連射とあります。シンクロ連射の場合、画面の描画タイミングにあわせてボタンをON/OFFとするので1フレームごとに切り替えることで最速の秒間30連射を行うことができます。ボリューム連射は手軽でアナログな速度調整が可能ですが、ここまでの速度をだすことはできません。

なお、ドリラーをマニアックに快適にプレイするにはシンクロの30連を必要とします。

■連射使用時のプレイ

連射があることで

・ブロックを連続的に掘るときに着地→掘るの間でロスが少ない
・これにより背負い掘りが確実

・横移動時にも掘るときのロスが少ない
・Xブロックが最短の10フレーム(1/6秒)で破壊できる
・これにより四方をXブロックに囲われたAIRをとるときにも待たずにすむ
・疲れない

などの利点が挙げれます。
プレイスタイルも屋根を確保しながら進む必要がなくなり、背負いとブロックの落下までのタイムラグだけでやっていけます。時間が縮まるのは単に連続的に掘るときのロスが減り、Xブロックが早く壊せるからではありません。連射がもたらす恩恵は背負いの安定による、待ち時間の短縮です。屋根を確保して進むより格段に早いです。

■操作の仕方

連射ボタンは基本的に押しっぱなしです。止まるときだけ離すぐらいのつもりで。ただ、慣れるまでは連射のペースについていけず、余計なXブロックを破壊してしまうことが多々あることでしょう。

なれないうちは下に下にと掘って行き、Xブロックに突き当たるひとつ前のブロックを壊したら落下して着地するまでに連射ボタンを離せばよいでしょう。慣れてきたらこの間に横へレバーを入れることでXブロックを壊さずにプレイできます。

また、連鎖をさせる関係で自分のいる列と隣の列の2列を掘っていくときは、連射ボタンは押しっぱなしでレバーを横下横下横下・・・と操作します。また、左右の列を含め3列掘るときは右左下右左下右左下・・・といったようにレバーを操作します。

■より時間を短縮するために

ブロックを壊してから、その空間に移動可能になるまでには若干のタイムラグがあります。ですから、横に掘りながら移動して上のブロックを壊し、下に掘るというときには、連射ボタンを押しっぱなしで下を壊してからすばやくレバーを上に入れることで、時間のロスを減らすことができます。つまり、下を掘って落下し始めるまでの時間を使って上を壊す、と。数フレームの差ですが早くなります。

同様の理由で横長のブロックを横に移動してから下に掘るよりは、下を壊してから落下までに横移動を行ったほうが早いです。

また、横移動からブロックを下に掘るときは標的のブロックの真上に移動してから掘らず、半分めり込んだ状況で掘れば横移動分が若干得します。

宇宙も4000m台になると1%でもAIRが惜しいのでこういったテクニックを導入する価値は十分にあります。もちろん、AIRのとり方を効率化し、さらに確実性を高めるほうが先決ではありますが。

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